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セックスレスの原因は相性だけじゃない…カウンセリングで見える本当の理由

執筆者:cobeyaCOBEYA編集部

2025.8.9更新

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「セックスレスの原因は相性の問題だ」と思っていませんか?確かに、身体的な相性や性欲の差は影響しますが、実はそれだけでは説明できないケースは非常に多くあります。カップルセラピーの現場では、セックスレスの背景に、心理的な距離感や日常のコミュニケーション、価値観のすれ違いが隠れていることがよく見えてきます。
この記事では、セックスレスの本当の理由と、カップルセラピーを通じてどのように向き合えるのかを解説します。

セックスレスの主な原因

まずは、多くのカップルが直面するセックスレスの原因を整理してみましょう。

身体的・健康的な要因

出産後の体調変化、更年期、持病や日常の疲労など

生活リズムの不一致

就寝や帰宅の時間帯が異なる、休日の過ごし方が合わないなど

心理的な距離

喧嘩や不満の蓄積による、お互いへの信頼・安心感・関心の低下

性欲や好みの差

一方は求めていても、もう一方は関心が薄い場合

過去のトラウマやネガティブな経験

性行為にまつわる嫌な記憶や恐怖感

これらは一見すると「相性が悪い」という一言でまとめられがちですが、実際には複数の要因が複雑に絡み合っている場合がほとんどです。

相性だけでは説明できない“心の背景”

カップルセラピーで明らかになるのは、セックスレスが単なる性の問題ではないという事実です。

日常のコミュニケーション不足

日々の何気ない会話やスキンシップが減ったり、ずれたりしていると、心の距離が広がって行きます。セックスもコミュニケーションの延長なので、例えば「今日は疲れた」「あとでね」という小さな断りが積み重なることで、誘う側は傷つき、誘われない側は安心しきってしまう——そんな悪循環が繰り返されてしまいます。

「安全基地」としての感覚の欠如

安心して本音を言える関係性がないと、セックスに対する自己開示も難しくなります。「拒否されたらどうしよう」という恐れから、そもそも誘わなくなってしまうケースもあります。

力関係や役割の固定化

家事や育児の負担が一方に偏ったり、タスク管理ばかりが習慣化してしまったりすると、「恋人」から「同居人」「親のような役割」へと関係性が変化してしまいます。この役割の固定化は、性的な関心や欲求を減退させる大きな要因となります。

自分たちだけでの改善が難しいときのサイン

「まだ相談するほどではない」と思っているうちに、セックスレスが長期化し、関係の溝が深まってしまうこともあります。次のような状況が続く場合は、カップルセラピーなど第三者のサポートを検討するタイミングです。

カップルセラピーで見える「本当の理由」

カップルセラピーでは、単に「もっと話し合ってください」といった表面的なアドバイスでは終わりません。セラピストが中立的な立場で関係性を観察し、次のような背景を明らかにしていきます。

この「本当の理由」を整理することで、単に相性の問題だと諦めたり、相手を責めたりする気持ちから「一緒に改善に向かう」モードへと切り替わるきっかけが生まれます。

カップルセラピーでのアプローチ例

感情の共有と安全な対話の確保

性に関する話題は非常にデリケートです。セラピーでは、相手を責めたり過度に包み隠したりせずに、感情やニーズを共有できる環境を整えます。

スキンシップの再構築

いきなり性行為の再開を目指すのは、心身にとって負担となります。まずはハグや手をつなぐなど、段階的に親密さを取り戻します。

性以外の関係満足度の向上

日常の協力体制や感謝の言葉を増やすことで、関係全体の安心感を高め、性への心理的ハードルを下げます。

トラウマケア

過去の出来事や経験がトラウマとなって性的関係に影響している場合には、EMDRなどのトラウマケア技法を用いながら、傷ついた心の治療を行なっていきます。

セックスの問題も第三者に相談できる

セックスレスは「相性が悪い」だけで片づけられる問題ではありません。心理的な距離、役割の固定化、感情的安全性の欠如など、関係性全体に関わる要因が大きく影響します。
カップルセラピーは、その背景を明らかにし、2人が一緒に改善へ向かうための具体的なステップを提供します。「もう無理」と感じる前に、一度専門家の視点から自分たちの関係を見つめ直してみることが、未来を変える第一歩になるかもしれません。

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