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夫やパートナーの風俗利用をどう受け止めたらいい?まず考えたい“心の扱い方”

執筆者:cobeyaCOBEYA編集部

2025.11.19更新

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パートナーが風俗を利用していることがわかったとき、多くの人がまず感じるのは「どう受け止めたらいいかわからない」という混乱です。怒りや不安はもちろん、裏切られたような感覚や、自分の魅力が否定されたような痛みが同時に押し寄せてくることがあります。この反応は決して特別なものではなく、関係の安全感が揺らいだサインでもあります。
風俗利用が“不貞にあたるかどうか”は、法律的にも文化的にも明確な基準があるわけではありません。だからこそ、判断が宙ぶらりんになり、心の苦しさが長引きやすいのです。この記事では、責める/許すを急ぐのではなく、「揺れている心をどう扱うか」という視点から整理していきます。

判断より先に「自分の反応」を理解する

パートナーによる風俗利用の問題では、行動の是非よりも “心の反応” が先に強く現れます。それは自然なことです。関係性の中で大切にしていたものが揺らぐと、人は本能的に不安や怒りを感じます。
よく起こる心の反応には、次のようなものがあります。

これらは弱さではなく、パートナーシップを信頼していたからこそ起こる自然な反応です。
まずは「こんな気持ちになるのは当然」と理解することが、最初の大切なステップになります。

「行為そのもの」よりも「意味づけ」で傷つく

夫やパートナーが風俗を利用していることを知ったとき、多くの場合、傷つきは“行動”自体よりも、そこに感じた意味やメッセージによって強くなります。
例えば、

このように、心は出来事の背後にある“意味”を解釈しようと動きます。
しかし、その解釈が実際の意図と一致しているとは限りません。ここが、風俗利用における大きなすれ違いの原因になります。
心理学的には、行為そのものより「意味のズレ」が苦しさを深めると考えられています。
だからこそ、受け止め方を考えるときは、「事実」と「自分の解釈」を切り分ける作業が重要です。

感情と事実を切り分けると心を整理しやすくなる

風俗利用の話題は強い感情をともなうため、冷静に考えることが難しくなりがちです。
その時に役立つのが、「事実・感情・解釈」を分けてみるという方法です。
例として、

このように整理すると、「感情」は自然なことである一方、「解釈」は事実とは限らない、という視点が生まれます。心に余裕ができることで、次のステップで必要なコミュニケーションも取りやすくなります。

パートナーの行動背景を“理解しようとするかどうか”は、最初の段階では決めなくていい

風俗利用の背景には、いくつかのパターンがあります。

これらは行動を正当化する理由ではありません。ただし、背景を知ることは、関係の未来を考える上でヒントになることがあります。
けれども、最初の段階で「理解しなければ」と思う必要はありません。心が落ち着くまでは、背景の分析より、感情の整理を優先する方が関係の安全性が保たれやすいからです。

どう話し合えばいい?コミュニケーションのポイント

風俗利用についての話し合いは、感情が大きく左右しやすいテーマです。しかし、対立や追及の形になると、お互いが「身を守るモード」になり、話がかみ合いにくくなります。
次のようなポイントを押さえると、対話がしやすくなります。

1. 気持ちを“事実のように”伝えない

例:
×「あなたは私を大事にしていない」
○「この行動を知ったとき、私は大切にされていないように感じた」

2. 聞きたいポイントは一つに絞る

多くを一気に聞こうとすると、相手も混乱します。

3. スマホ・LINEではなく、落ち着いた場を選ぶ

態度や視線など、非言語の情報も多いため、対面やビデオ通話のほうが話しやすいことが多いです。

4. 行動の是非より“これから”に話題を寄せる

「今後どうしていけそうか?」は建設的な方向に会話を動かします。


自分たちだけでの話し合いが難しい場合には、専門家の力を借りることも大切です。

“許す・許さない”を急がなくていい

パートナーの風俗利用が分かった直後、「許すべき?」「関係を続けるべき?」と焦って答えを出そうとする人は多いですが、これは非常に負荷の高い問いです。
人は強いショックを受けると、「戦う/逃げる/固まる(フリーズ)」という反応をします。判断力も落ち、長期的な視点をもつことが難しくなります。だからこそ、決断を急ぐ必要はありません。
まずは自分の心をケアし、安心できる状態を取り戻すこと。そのうえで「この関係をどう続けていきたいか」をゆっくり考える方が、後悔のない選択につながります。

まとめ──まず大切なのは、“自分の心を守ること”

風俗に関する問題は、不貞かどうかよりも、「心がどう傷ついたか」が本質的なテーマになります。

これらを丁寧に見つめることが、次のステップを考えるための土台になります。
揺れる心をひとりで抱え込む必要はありません。必要なときは専門家のサポートを借りながら、あなた自身のペースで進んでいけば大丈夫です。

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