couple

経済産業省令和6年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」採択と参加者募集のお知らせ

2024.10.02

マインドウェル株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役: 久保田華凛)は、経済産業省令和6年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」における補助事業者に採択されました。

■「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」について
フェムテック等の製品・サービスを活用し、フェムテック企業、導入企業、医療機関、自治体等が、個別に、または連携して実施する、妊娠・出産・更年期等ライフイベントと仕事の両立、女性特有の健康課題解決等により、働く女性が能力を最大限発揮し、いきいきと活躍することを目的とする事業について、その経費の一部を補助する事業を行うことにより、サポートサービスの普及に係る課題等の解決を促進し、ひいては企業の人材多様性を高め、中長期的企業価値を向上することを目的とします。令和6年度は合計41事業の応募があり、外部有識者による審査の結果、当社を含む13事業者(令和6年7月26日時点)が採択されました。
公募結果公表サイト:https://www.asakonet.co.jp/topics/20240726_femtech_koubokekka/

■補助事業の概要
「カップルセラピーを活用した不妊治療段階における男女へのオンライン支援事業」
晩婚化が進む中、日本での生殖医療利用率は年々高まってきています。不妊治療における心理的負荷は男性よりも女性の方が有意に高いとされており(※1)、不妊に関わる諸問題を男性と共有せず、女性のみが抱え込む傾向があると推察されます。また、厚生労働省によると、不妊治療を行っている従業員の把握ができていない企業は半数以上にのぼります(※2)。不妊治療という個人のプライバシーに関わるライフイベントについて、女性が周囲からの直接的支援を受けることに抵抗が生じているという前提のもと、企業や自治体といった周囲の関係者が不妊治療当事者らに間接的にサポートを実施できる体制を整えることは急務であると考えます。
そこで当社では、4,000件以上のカップルセラピーの提供実績をもとに、本事業を通して、不妊治療に取り組むことによって発生しうる心理的負荷に対し、カップルがともに悩み、協力する体制を早期から整えておくこと、そのために不妊治療早期に当事者らに対するカップルセラピーを導入することの有用性を実証していきたいと考えています。また、不妊治療に関連する心理的諸問題を女性だけ、男性だけといった単独の形ではなく、カップルがともに取り組む課題として協力する体制を整えておくことの有用性について啓発を行うことで、働く従業員の人生を、個人ではなく家族やカップル単位で包括的に支援することの重要性を周知するとともに、不妊治療といったライフイベントに、女性だけでなく男性も積極的に関わり、ともに乗り越えていく力を社会全体でサポートすることを目指します。

※1 厚生労働省(2020)令和2年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「不妊治療の実態に関する調査研究(概要版)」、https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000768684.pdf
※2 厚生労働省(2023)不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査研究事業調査結果報告書、https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/001235474.pdf
※3 2024年9月時点

◾️補助事業の参加者様募集
ただいま、本事業の参加者となるご夫婦・カップルを募集しています。

    【特典】
  • 心理士によるオンラインでの45分×4回のカップルセラピーの提供
  • オムテックブランドの製品サンプルの提供(提供元:アンファー株式会社)
    【対象となる方】
  • 現在、不妊治療を実施または検討中のご夫婦またはカップル
  • お二人揃って、4回全てのセッションに参加可能であること
  • お二人それぞれに、セラピーの実施前後に行う計2回(各60問程度)のアンケート調査にご協力いただけること
    【実証開始までの流れ】
  • 対象となるご夫婦・カップルの皆様が、以下のページより応募ください
  • 当社担当者より、初回日程の調整・アンケート記入方法をご案内いたします
  • セラピーの提供を開始いたします
申し込みサイト:https://cobeya.jp/couple/femtech2024/